2008年04月05日

スペイン滞在記UH

■ プロフットサル選手

私達が滞在したTOLEDOの隣に『BARGAS』という小さな街がある。
そこには日本人が2人プロ選手として在籍している。
鈴村拓也選手と小野大輔選手である。

スペインのフットサルでは外国籍選手は1チーム2人しか登録できない規定がある。すなわちそのチームは外国人枠を全て日本人が使っていることになる。
そして、鈴村選手はチームのキャプテンを任され監督やサポーターから絶大な信頼を得ている。
日本代表でも絶対的な中心選手として活躍、常に日本のフットサルメディアには登場し華々しい生活を送っているように「見える」。

しかし、実際海外でプレーするということは想像以上に厳しい現状がある。

プレーはフットサルに専念できるが、悪く言えばそれしかない。

日本のようにちょっと息抜きにドライブに行ったりぶらっと遊びに行くところもほとんどない。行ったとしても『言葉の壁』にぶつかりそのことすらストレスを感じてしまう。
私達のように短期であれば絶えられるが彼らは1年間を通じてである。
娯楽も日本に比べたら全くといっていいほどない。
彼らには逃げ場所や気分転換するものが以上に少ない。

街の人もフットサルの関心は以上に高く、悪いプレーをすれば「昨日のプレーは良くなかった!」と容赦なく言われる。
またアウェイに行けば、相手サポーターに汚い言葉でののしられ必要以上にいじめられる。

そのような環境の中で戦う日本人がいるということを一人でも多くの方に知ってもらいたい。
メディアに映る華やかな面はごく一部である。
その生活は実にストイックで個人やチームの結果が悪ければ精神的にもかなりの重圧を受けることになる。

海外でプロスポーツ選手として生きていくということは巧さなどのプレーの質だけではなんともならない部分がある。

苛酷な環境の中で挑戦する両選手。

日本に帰ってきたほうが比べ物にならないくらい良い暮らしができるのではないかと思う。
周りも大きく歓迎してくれるのではないだろうか?
しかし彼らはさらに巧くなりたいという思いでより厳しく苛酷な環境を選びそこで戦っている。

このような精神を持った選手が一人でも多く現れることを願いたい。

願う!?

そんな選手を育成することが自分の使命なんだから「願う」だけでは駄目なんだよ!!
posted by しゅう at 20:23| 岐阜 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | スペイン滞在記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
スペイン滞在記?楽しく読ませて頂きました(ワクワクしながら(^-^)。厳しい環境下であるからこそ、マナブモノがあり、人として、また選手として強くなれるのかなぁ〜?少年期には絶妙なタイミングで足下にボールを出してあげることも必要かなぁ〜なんて私的には思えますが...。今は全て理解するのはムリかもしれないけれど、どこかで気づいてくれればなぁ〜なんて...。何はともあれお疲れ様でした。
Posted by 親ばかぁ〜ん at 2008年04月06日 04:49
親ばかぁ〜んさん>
厳しい環境=強くなれる
ということがそのまま子供に当てはまるかといえば一概には言えないでしょう。
目先の誘惑に惑わされない強い意志を育てることが大切だと思います。
そのための心をどう育てるか?
私達大人のテーマでもありますよね!?
親さんやコーチが力を合わせて子供を良い方向に導いてあげれるようにしていきたいですね!
Posted by 森島 at 2008年04月06日 21:40
岐阜駅で息子を送り出してから、一度も連絡がなかったですが、元気にやっているんだろうな〜とコーチの滞在記を読んで安心しておりました。
スペインでサッカーが出来た事が一番で、今まであまり知らなかった上級生とたくさん話ができた事が2番目に良かったと息子が申しておりました。
中学1年の春休みという一番良い時に行かせて頂いたことに感謝しています。
ありがとうございました。
Posted by Shuhei母 at 2008年04月07日 22:43
Shuhei母さん>
元気にやっていましたね〜!
やはり頭のやわらかいうちに行くと対応も早いのかな?
是非もう一度、今度は1年以上滞在してください。
インターナショナルな日本男児目指して!
Posted by 森島 at 2008年04月07日 23:08
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